-
「チセ」のある学校~アイヌ文化を全校で~
¥1,650
作者 :佐々木博司・田中美穂著 A5判 231P 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-59-0 教室に「チセ」(アイヌの家屋)がある千歳市立末広小学校。アイヌ文化学習に力を注いだ2人の教師と親たち、地域の人たちの物語がここにある。教育に携わる人たちだけでなく、人間すべてに対するメッセージがここにある。東日本大震災に遭遇し、誰もが自然と寄り添う生き方を模索しはじめた今こと読んでほしい1冊。
-
中本ムツ子のウエペケレ「カンナフチ ヤイエイソイタク」
¥1,650
作者:中本ムツ子 B5判 142P 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-54-5 千歳アイヌ文化伝承保存会の中本ムツ子会長が自作した物語。一人のアイヌ民族の少女が懸け橋となり、争い続けた二つの村の人々が許し合っていくストーリーで、題名は「カンナおばあさんの昔話」という意味。持病のため手が自由に動かない中本さんのため、地元のアイヌ語教室の生徒たちが出版準備を手助けした。物語のアイヌ語訳も掲載し、アイヌ語の教材にも最適の一冊。「物語から命へ平和の大切さを知ってほしい」(中本さん)
-
知里真志保~アイヌの言霊に導かれて~
¥1,650
A5判 200P 小坂 博宣(著) 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-52-1 アイヌ民族の言語学に徹し、民族を超えて、すべての人々に語りかけてくる知里真志保。その生誕から没後までを豊富な写真と資料を使って紹介し、偉大な学者を‶人間 知里真志保"の側面から描写する。著者は「知里真志保を語る会」 事務局長。長年にわたりアイヌ民族の復権に取り組むとともに、アイヌ文化の振興を図っている。
-
アイヌ民族、半生を語る
¥1,650
A5判 232P 中村 康利(著) 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-48-4 アイヌ民族を対象にした研究書は数多くあるが、アイヌ民族自身にその半生を語らせたものはほとんどなく、その意味でも本書は稀有の一冊。特定の有名人ではなく、現在を生きるアイヌ民族を複数人にわたって生い立ちから取材。アイヌ民族の実態を伝え、民族の枠を超えた共存社会への願いを込めた。著者は新聞社の現役記者。
-
アコロイタク アイヌ語テキスト1
¥1,650
B5判 164P (社)北海道ウタリ協会 企画・編集 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-21-9 「アイヌ語の入門的な教科書がほしい」という声に応え、(社)北海道ウタリ協会が企画・編集したアイヌ語教本の決定版。アイヌ語の単語から文章のなりたちまでアイヌ語の初歩を分かりやすく解説。これからアイヌ語を学びたい人にとって必携の一冊。
-
北の手仕事展示会「誌上篇」《伝統的アイヌ衣装の再現》
¥1,980
SOLD OUT
A4判 96P カリプの会 津田 命子(編・著) 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-61-3 アイヌ刺しゅう入門・三部作を著した津田命子(のぶこ)氏らで構成する「カリプの会」が、北海道開拓記念館で開催した展示会の内容を誌上で紹介する。刺しゅうが施された伝統的な着物82点、モウル4点、前掛け6点を掲載。伝統の技術をセンスに感嘆した同会の会員たちが、アイヌ文化の復元と伝承を目指して制作した複製品の数々は、見ているだけでも画集のように美しい。また、刺しゅうを志す人にとっては貴重な資料になるだろう。博物館の図録に匹敵するこの作品集を、多くの人に見ていただきたい。
-
阿寒のうた〔ウポポ〕CD2枚付き
¥2,700
SOLD OUT
B5判 172P CD2枚付き 千葉伸彦(編) 出版社: クルーズ ISBN978-4-905756-62-0 阿寒湖温泉の舞台で今も現役でアイヌのうた(ウポポ)を歌うフチ(老女)たちがいる。彼女たちは古い歌の響きを継承し、それを若い人たちに伝承しようとしている。その歌を、ギタリストでありトンコリ奏者でもある千葉伸彦氏が譜面化し、歌詞の解説と曲の紹介を行った。CD2枚付きで、アイヌ伝統曲の独特な響きが広がる。他に例をみない本書は、アイヌの歌の世界を知ることができる貴重な一冊。アイヌ伝統曲の独特な歌い方を知りたい人、学びたい人にとっては、またとない参考書になるだろう。また、アイヌ民族の写真を撮り続けている宇井眞紀子氏の写真も素晴らしい。
-
前沢卓写真集『アイヌ民族 命と誇り』
¥2,700
SOLD OUT
A4判 112P 前沢卓(著・写真) 出版社: クルーズ ISBN978-4-905756-70-5 北海道中標津町在住の女性カメラマン前沢卓(まえさわたか)さんが30数年前より交流のあるアイヌたちをレンズに収めた。 「この写真集には撮影者の前沢卓さんの、アイヌ民族への敬愛、親愛の情があふれている。そうでなければこのような、アイヌ文化のいろいろな側面にせまる写真は撮れないだろう。儀礼や祭の様子、祭司達の姿などは、歴史的な記録としても貴重なのではないかと思う。」(花崎 皋平先生の序文より)
-
オホーツクの灯り 自伝と句 ~樺太、先祖からの村に生まれて
¥1,980
A5判 264P 安部 洋子(著) 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-71-2 先祖代々の地、落帆(現サハリン州レスノエ)で生まれ育ち、戦中戦後の激動を経て、日本に移り住んだ81歳の樺太アイヌ女性が10年以上にわたって書きためた文章、絵を編集したものです。100年前に言語学者、金田一京助がサハリンを訪れ、子どもたちから身ぶり手ぶりで言葉を学んだ随筆は、戦後の国語の教科書に広く掲載されました。金田一は有名人になりましたが、彼に言葉を教えた子どもたちはその後、どんな運命をたどったのか...。安部洋子さんの母親はその子どもたちの一人でした。「野原を駆け、飛び跳ねて遊んだあの日。語り尽くせない樺太・落帆の生活。ロシア人との暮らし・・・。今は時代が違います。先祖や父母たちが刻んできた歴史に誇りを持ち、子、孫たちに伝えていくのが私たちの使命でしょう。」(本書より)
-
北の手仕事2019展示会「誌上編」《現代の作り手によるアイヌ刺繍作品》
¥2,200
加藤 シヅヱ(編・著) 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-78-1 ラモッシワノ イヤイライケレ・・・心の底からありがとう (作品展での上武やす子のごあいさつ) 2019年4月27日から43日間北海道博物館にて開催された「《現代の作り手によるアイヌ刺繍作品》北の手仕事2019」は上武やす子実行委員長のもと津田命子さんを監修に迎え、加藤シヅヱ事務局長を中心に実行されました。また、博物館学芸員諸氏のお力をいただき大変素晴らしい展示会になり入場者も多く代表評判のものになりました。終了後何とかこれを記録に残したいとしてできた本です。参加者の声も聞こえる見ごたえある作品集になりました。まさに古典から学ぶアイヌ刺しゅうの作品たちです。
-
知里真志保のアイヌ文学
¥1,320
新書判 304P 知里真志保(著) 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-64-4 名著「アイヌ文学」を現代の人々に アイヌの言語学者、知里真志保が昭和30年に著した「アイヌ文学」。アイヌ文学をやさしく解説し、当時、研究者や愛好者のみならず、多くの読書人に愛された名著を、その内容はそのままに、旧漢字を現代漢字に改め、誤植等を修正して、「知里真志保のアイヌ文学」として編集した。より多くの人々を、より親しみやすく、アイヌ文学の世界へいざなう一冊。
-
復刻版 アイヌ文學
¥1,100
新書判 262P 智里眞志保(著) 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-63-7 昭和30年3月に「元々社」より発行された「民族教養新書 アイヌ文學」の復刻版を「知里真志保を語る会」が発行した。表表紙及び背表紙が”智里眞志保”となっているが、正しくは”知里眞志保”であり、明らかな誤植であるが、原著を忠実に伝えるためそのままとした。
-
ヌプルペッ ~登別川の地名由来~
¥1,430
136P 小坂博宣(著) 出版社:クルーズ ISBN978-4-905756-81-1 白老地区に国立アイヌ民族博物館「ウポポイ」ができて1年経ちつつもコロナ禍にあって集客に苦慮しているところですが、アイヌ文化に対する注目は広くゆきわたっているようです。 この時に白老の隣の登別在住小坂博宣氏が知里真志保と山田秀三のアイヌ語地名を解説しながら登別周辺を旅するガイドブックを作りました。 ヌプルペッとは「濁った川」を意味するアイヌ語です。濁った川とは登別川のこと。登別温泉の名で全国的に知られる「登別」という地名の由来となっています。 本書は、登別川の源流をたどりながら、登別とその周辺地域の地名由来を紹介する、異色のガイドブック!!